月刊誌リジョイス 聖書日課 2013年2月26日(火)

創世記30章 祝福を継がせるのは神

ラケルは…ヤコブに向かって、「わたしにもぜひ子供を与えてください。与えてくださらなければ、わたしは死にます」と言った。ヤコブは激しく怒って言った。「わたしが神に代われると言うのか。お前の胎に子供を宿らせないのは神御自身なのだ。」(創世記30:1-2)

 レアとラケル、二人の妻を迎えたヤコブの家庭では、夫の寵愛と子供の出産をめぐって、姉と妹が死に物狂いの争いを繰り広げます。

 神が、うとんじられているレアの胎を開かれたので、彼女は夫に四人の息子を産みます。愛されているのに子供ができないラケルは、代理母として召し使いビルハを夫に与え、二人の息子を得ます。子供ができなくなったレアも、代理母として召し使いジルパを夫に与え、二人の息子を得ます。さらにレア自身は二人の息子と一人の娘を夫に産みます。

 ヤコブは、「わたしにも子供を与えてください」とラケルから泣きつかれて、思わず「わたしが神に代われると言うのか」と口走ります。彼は、そこで徹底的に思い知らされました。命の祝福を受け継がせることは、人間の力ではないということを。神がラケルの胎も開かれたので、彼女は夫に一人の息子を産みました。

 命の祝福を受け継がせるのは、ただ神のみです。神の民はそれを徹底的に知らねばなりません。

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