月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年10月21日(日)

詩編149編 主の慈しみに生きる人の集い

ハレルヤ。
新しい歌を主に向かって歌え。
主の慈しみに生きる人の集いで賛美の歌をうたえ。
イスラエルはその造り主によって喜び祝い
シオンの子らはその王によって喜び躍れ。(詩編149:1-2)

 この詩編には、三度、「主の慈しみに生きる人」が登場します。

 一般的な意味としては、主によって罪赦され、聖別され、主のものとされた人たちのことです。彼らは、主の慈しみにより生かされていることを感謝しています。踊りや太鼓や竪琴を伴う喜びの神賛美は、彼らの中でなされます(3節)。

 4節には「貧しい人を救いの輝きで装」いとあり、5節の「主の慈しみに生きる人は栄光に輝き」に続きます。彼らは、貧しさの中で主を知り、「幸いなるかな、貧しい人よ」と語られる主イエスの恵みを旧約時代に体験した人です。

 そして、「口には…歌があり、手には両刃の剣を持つ」とあり、ここでの「主の慈しみに生きる人」は、国々、諸国の民、王たち、君侯を、その剣で裁きます(6〜9節)。終末の勝利の主イエスと共に、御言葉をかざして戦う者たちです。

 「シオンの子ら」とは、これらの「主の慈しみに生きる人」の集いに集まる人たちです。私たちは、シオンの子らとして、終末の完成を目指し、キリストによって喜び躍ります。

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