月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年10月11日(木)

2ヨハネ 恵みと憐れみと平和

わたしは、あなたがたを真に愛しています。わたしばかりでなく、真理を知っている人はすべて、あなたがたを愛しています。それは、いつもわたしたちの内にある真理によることで、真理は永遠にわたしたちと共にあります。父である神と、その父の御子イエス・キリストからの恵みと憐れみと平和は、真理と愛のうちにわたしたちと共にあります。(2ヨハネ1-3)

 この手紙の宛先、「選ばれた婦人とその子たち」(1節)とは、小アジアの教会とその教会員たちを意味します。

 ヨハネは「あなたがたを真に愛して」いると教会員に呼びかけます。またすべての聖徒たちも、あなたがたを愛しているとも言います。キリスト者は、真理であるキリストに結ばれているので、兄弟愛を持っています。そしてキリストが真理について私たちに語ってくださるがゆえに、私たちは神と人とを愛します。この真理は、永遠に変わることがありません。

 ヨハネは3節で、最高の祝福の言葉を語っています。それは、父なる神と御子からの「恵み」です。「恵み」は受けるに値しない罪人に与えられる神の一方的な愛です。「憐れみ」は、悲惨や苦しみの中にいる罪人に注がれる神の愛です。「平和」は、主イエスの十字架の贖いによって与えられる平安です。

 3節の言葉は、これらの祝福が、真理と愛に生きる者たちと共に確実にある、という宣言です。私たちへの慰めと励ましの言葉です。

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