月刊誌リジョイス 聖書日課 2012年2月28日(火)

ナホム1章 熱情の神が怒る

主は熱情の神、報復を行われる方。
主は報復し、激しく怒られる。
主は敵に報復し
仇に向かって怒りを抱かれる。(ナホム1:2)

 ナホムは、ニネベの陥落(紀元前612年)について語った預言者です。ニネベは、かつて預言者ヨナが神から遣わされて宣教したところですが、そのときは全住民が悔い改めて滅びを免れました。神は、イスラエル人と異邦人とを問わず、人の命を慈しまれ、人が犯す罪に対しても長く忍耐しておられるお方です。

 とはいえ、ヨナの警告の前に身を低くしたニネベの民、つまり、帝国アッシリアは、再び高慢になり、北イスラエル王国を滅ぼし、南ユダ王国をも手中に収めようとします。神の忍耐を侮ってはなりません。神の怒りを受け、アッシリアの野望は成功しませんでした。

 主は、「熱情の神」です。主の熱情は、ご自分の民に注がれています。イスラエルの民がご自分から離され、アッシリアにつくことに、神は耐えられません。神が、介入し報復し、救ってくださいます。

 神は、今日も妬むほどに私たちを愛してくださいます。御子の犠牲をもってしてまでも、私たちを神の民として留めてくださいます。

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