月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年12月22日(木)

マタイ2章(1) 幼子イエスに会えた人

イエスは、ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその方の星を見たので、拝みに来たのです。」(マタイ2:1-2)

 マタイによる福音書2章には、幼子イエスを巡る二種類の人が描かれています。エルサレムの住民と祭司長と律法学者とヘロデ王、そして遠い東から来た占星術の学者たちです。一方は、聖書知識が豊かで、主イエスの近くにいましたが、一人も主イエスに会いませんでした。他方、大きな困難を押して遠くから来た者たちは、聖書知識も乏しい者でした。しかし、彼らが救い主にお会いすることができたのです。

 そこには救い主に会いたい、救われたいという熱心がありました。たとえさまざまな欠点があっても、主を求める熱心を妨げられることはありません。そこに確かな出会いが生まれるのです。占星術に関って問題もあったにもかかわらず、主イエスに会えた人たちのことは、大いなる喜びです。

 私たちもまた、その喜びを礼拝によってあらわしていきたいものです。クリスマスの礼拝においてまことの救い主と出会い、主を拝む大いなる喜びに今年も与りたいと切に願います。

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