月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年12月4日(日)

詩編119編(1) 御言葉を楽しむ

わたしはあなたの律法を楽しみとします。
卑しめられたのはわたしのために良いことでした。
わたしはあなたの掟を学ぶようになりました。
あなたの口から出る律法はわたしにとって
幾千の金銀にまさる恵みです。(詩編119:70-72)

 「わたしはあなたの律法を楽しみとします」(70節)。「あなたの律法はわたしの楽しみです」(77節)。こう繰り返される「律法」とは、この詩編119編の冒頭で「いかに幸いなことでしょう…主の律法に歩む人は」の「律法」です。それだけでなく、詩編全体の冒頭、第1編で「いかに幸いなことか…主の教えを愛し、その教えを昼も夜も口ずさむ人」の「教え」と訳されている言葉とも同じです。私たちの幸いのもといである主の教え、御言葉のことです。

 私たちの幸いは御言葉を「楽しむ」生き方にあります。「卑しめられたのはわたしのために良いことでした。わたしはあなたの掟を学ぶようになりました。」そのようにして私たちの苦難は、御言葉との出会いを生みます。

 「今、わたしが御言葉を学びながら生きる素晴らしい生き方に移されていることを思えば、そのきっかけになったあの時の苦難はわたしにとって良いことだったのだ」と考えることができる幸いが私たちにはあります。

コントローラ


スマートフォンの方はこちらから再生(mp3形式)
Copyright (C) 2011 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.