月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年12月3日(土)

1ヨハネ1章 罪がないと言うのか

自分の罪を公に言い表すなら、神は真実で正しい方ですから、罪を赦し、あらゆる不義からわたしたちを清めてくださいます。罪を犯したことがないと言うなら、それは神を偽り者とすることであり、神の言葉はわたしたちの内にありません。(1ヨハネ1:9-10)

 ヨハネは「自分に罪がないと言うなら、自らを欺いており、真理はわたしたちの内にありません」(8節)と言います。

 罪とはいったい何でしょうか。現代の法治国家に生きる私たちは、公の法律に反することだけが罪であるかのように思っています。しかし、主イエスは、「殺すな」という戒めについて、実際に殺さなくても、「兄弟に腹を立てる者はだれでも裁きを受ける」(マタ5章22節)と言われました。神は心の中の思いをご覧になるのです。そのように言われると、私たちの誰が、「罪を犯したことがない」と言えるでしょうか。もしそのように言い張れば、「それは神を偽り者とすることであり、神の言葉はわたしたちの内にありません。」

 けれども、もし、真の神の言葉によって、自らの罪を知り、「罪を公に言い表す」なら、その者について、神は「罪を赦し」、「不義から清め」てくださいます。心の中にある罪に押しつぶされないで、主に罪を告白して、罪赦され、喜んで人生を生きる者とされましょう。

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