月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年10月31日(月)

申命記7章 イスラエルの選び

主が心引かれてあなたたちを選ばれたのは、あなたたちが他のどの民よりも数が多かったからではない。あなたたちは他のどの民よりも貧弱であった。ただ、あなたに対する主の愛のゆえに、あなたたちの先祖に誓われた誓いを守られたゆえに、主は力ある御手をもってあなたたちを導き出し、…奴隷の家から救い出されたのである。(申命記7:7-8)

 イスラエルは、神に特別に選ばれた宝の民でした。選びの理由は、イスラエルの民に何かすぐれたところがあったからではありません。むしろどの民よりも貧弱であったのです。しかし、神は、一方的な愛によってこの民を選ばれました。もう一つの理由は、神が、ご自身の誓いに忠実であられたからです。それゆえ、神は、イスラエルの民を救い出されました。

 選びの目的は、ご自身のことを知る信仰の民を、神を知らない世に置くためでした。聖別して、ご自身への奉仕をさせるためでした。さらに、幸いに生きるようにするためでした。それゆえ、イスラエルの民は、主を信じ、戒めを守ることで、神を知る民として歩むことが求められます。偶像や不信仰を避けなければなりません。そのようにして、幸いに生きることが求められます。

 今日、弱さを抱えるキリスト者も、一方的な神の愛によって選ばれました。それは、この異教の世にあって、神を知り、崇め、奉仕し、幸いに生きるためです。偶像や不信仰を避け、神を証ししていくのです。

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