月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年10月15日(土)

マルコ7章 外から入るものが問題ではない

「すべて外から人の体に入るものは、人を汚すことができないことが分からないのか。それは人の心の中に入るのではなく、腹の中に入り、そして外に出される。こうして、すべての食べ物は清められる。」更に、次のように言われた。「人から出て来るものこそ、人を汚す。」(マルコ7:18-20)

 人によっては、朝から雨が降っていると腹を立てたり、がっかりしたりしてしまうことがあります。雨が今日一日の生活をだめにしてしまうと考えるからです。しかし、本当にそうでしょうか。私たちには雨の日にしかできないことがあります。また晴れの日には晴れの日にできることがあるのです。肝心なのは、今日の一日を神が与えてくださったプレゼントと思い、神に感謝しながら始めることではないでしょうか。

 ファリサイ派の人びとや律法学者たちは、清めの習慣を熱心に守りました。外から入るものによって自分に汚れが及ぶことを恐れていたからです。他方、主イエスは「外から人の体に入るものではなく」、「人の中から出るもの」に気をつけるべきだと教えています。

 私たちを不幸せにするのは、私たちの周りの環境でも、出来事でもありません。外から入ってくるものではなく、私たちの内に宿る罪です。大切なのは、罪の赦しを求め、御業を信じる信仰が私たちの心にあるかどうか、なのです。

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