月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年8月11日(木)

詩編46編 主こそ真の神

主の成し遂げられることを仰ぎ見よう。
主はこの地を圧倒される。
地の果てまで、戦いを断ち
弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。
力を捨てよ、知れ
わたしは神。
国々にあがめられ、この地であがめられる。(詩編46:9-11)

 「主の成し遂げられること」とは、平和の実現です。詩人は、世界の平和が、主である神によってもたらされるであろう、という展望を、信仰により与えられました。

 「地の果てまで、戦いを断ち 弓を砕き槍を折り、盾を焼き払われる。」このように、平和をもたらす方が、「主」であり、真の神であり、全世界の神です。

 戦争の道具が破壊されるという幻(イザ2章4節、ミカ4章3節)は、いまだに実現していません。しかし、弓や槍や盾は、主によっていずれ破壊される虚しいものです。「主はこの地を圧倒される」という終末への希望を胸に、平和への祈りと決意を強めるべきです。

 強欲と高慢が、あらゆる戦争の根です。これらは、特定な政治思想や経済原理をまとい、偶像化されることがあります。偶像を捨て、「主」こそ真の神であることを公にしなくてはなりません。聖書の神が、歴史の現実の中で苦難の中にある私たちと共におられます。このお方に身を避け、戦争へと突き動かす悪に立ち向かいます。

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