月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年8月4日(木)

使徒12章 熱心な祈りをささげる涙

こうして、ペトロは牢に入れられていた。教会では彼のために熱心な祈りが神にささげられていた。(使徒12:5)

 「教会では彼のために熱心な祈りが神にささげられていた」とあります。仲間が牢に入れられたという緊迫した状況なのに、ただ祈っているだけなのかという疑問もあるかもしれません。しかし、本当に熱心な祈りがささげられるならば、それでよいのです。

 その熱心な祈りが人の思いを遥かに超えて実現することを使徒言行録は伝えています。この祈りの後、6節以降に描かれていることを、祈っていた者たちはどれほど想像することができていたでしょうか。実際にペトロが戻ってきた時の驚き振りを見ると、まさに信じられないことが起こったという感じです。

 祈りは、神に届くことを信じて祈りましょう。そのような祈りこそ、教会に与えられた神の武具です。困難な時ほど、これによって守られ、強められるものなのです。「主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。悪魔の策略に対抗して立つことができるように、神の武具を身に着けなさい」(エフェ6章10、11節)。

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