月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月17日(日)

詩編103編 主の大いなる恵みを忘れない

主はお前の罪をことごとく赦し
病をすべて癒し
命を墓から贖い出してくださる。
慈しみと憐れみの冠を授け
長らえる限り良いものに満ち足らせ
鷲のような若さを新たにしてくださる。(詩編103:3-5)

 この詩編は「わたしの魂よ、主をたたえよ」で始まり、同じ言葉で終わっています。心の奥に訴えかける信仰的で美しい詩編です。

 神の民イスラエルに対する主なる神の大いなる恵み(6〜19節)を歌う前に、詩人は自らが主より受けた大いなる恵み(3〜5節)を告白します。そして、詩人は主が自分に与えてくださった恵みを決して忘れないために「お前」と呼んで自らの魂に語りかけます。

 お前は多くの罪を犯し、何度も病を患ったが、主はお前のすべての罪を赦し、すべての病を癒やしてくださった。お前が死に瀕したときも、命を死から贖ってくださった。お前が悩み苦しんでいたとき、慈しみと憐れみを冠のようにかぶせてくださった。生涯、主は良いものでお前を満たし、お前の若々しさを、鷲のように新しくしてくださる。これらは、これからも変わることなく続くと、主は約束しておられます。

 私たちも、暗闇から救い出してくださった主イエスの贖いの恵みをいつも心に覚えましょう。

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