月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月12日(火)

列王下12章 主の目にかなう正しいこと

ヨアシュは、祭司ヨヤダの教えを受けて、その生涯を通じて主の目にかなう正しいことを行った。(列王下12:3)

 ユダの王ヨアシュは七歳で王となり、四十年間エルサレムでその王位にありました。ヨアシュは、神殿の修復のために貢献します。主の神殿は、バアル礼拝者の王たちによって酷く損なわれていたに違いありません。ヨアシュは、神殿に捧げられる献金のすべてを、神殿の破損修復のために用い、神殿を元の状態に戻します。

 聖書がヨアシュを評価しているのは、ヨアシュが人間の目で見て、どんな立派なことをしたか、大事業をしたかということではありません。彼が、「生涯を通じて主の目にかなう正しいことをした」ことです。それは、まことの神のみを敬い愛することであり、隣人を愛することです。

 私たちはしばしば、人の目ばかりが気になっているかもしれません。人が自分をどう評価してくれているか。しかし、もっと大切なことは、主の目にどう映るかです。ですから、ヨアシュが祭司ヨヤダの教えを受けたように、私たちも御言葉をいつも聞き続け、主の眼差しを意識して歩みます。

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