月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年7月6日(水)

列王下10章 背きの罪の結果

イエフは彼らにもう一通手紙を書いて、こう言った。「もしあなたたちがわたしの味方をし、わたしの命令に従うなら、あなたたちの主君の子供たちの首を取り、明日の今ごろ、イズレエルにいるわたしのもとに持って来なさい。」(列王下10:6)

 イエフは、謀反によってイスラエルの王となりました。しかし、アハブの子七十人が、まだサマリアに残っています。その七十人を、イエフは、それぞれの養育に当たっていた町の有力者たち自身の手で処分させようとします。

 彼らに宛てて二通の手紙が出されます。最初の手紙で、彼らが、自分を王として認め、自分の命令に従う意志があるのかどうかを確かめます。そのことを確認したうえで出したもう一通の手紙の内容が、今日の聖句です。つまり、その七十人の子どもの首をはねて自分のところに持参するように、という命令です。彼らは、その命令に従います。受け取られた首は、二つの山に積まれ、朝まで町の入り口で人目にさらされます。

 この残酷な出来事の意味はなんでしょうか。これは、イエフの考えでなされたことではありません。アハブの背きの罪に対して、主がすでに預言者エリヤの口を通して語られていたことです。まさに、アハブの背きの罪ゆえの裁きです。罪は恐ろしい結果を招きます。

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