月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年6月11日(土)

1ペトロ1章 すばらしい喜びの源

あなたがたは、キリストを見たことがないのに愛し、今見なくても信じており、言葉では言い尽くせないすばらしい喜びに満ちあふれています。それは、あなたがたが信仰の実りとして魂の救いを受けているからです。(1ペトロ1:8-9)

 ペトロたちは、主イエスと出会い、愛し、復活された主を実際に見て信じました。彼らのこの体験は、彼らが主の復活の証人となるためでした。福音は、目撃者証言の確かさに支えられています。

 それに比べ、今は、聖霊の働く時代です。肉の目でキリストを見る時代は、終わりました。目で見るのではなく、耳で御言葉を聞き、十字架と復活の主キリストと霊的に出会い、主を愛し、信じる時代です。

 この手紙の受取人たちは、世にあっては辛苦を体験したことでしょう。しかし彼らは、そのなかにあっても「言葉では言い尽くせないすばらしい喜び」に生きていました。それは、信仰の実りとしての魂の救いを得ていたからです。

 昨今目にする多くのことは、喜びよりも悲しみをもたらします。しかし、私たちは、喜びます。なぜなら今は、神の約束の確かさを信じつつ、希望を抱いて主の再臨を待ち望む時代だからです。目の前の喜びではなく、主の再臨という未来に希望を抱いて喜ぶことを許されているからです。

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