月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年5月26日(木)

マタイ26章 主への感謝と愛の表現

一人の女が、極めて高価な香油の入った石膏の壺を持って近寄り、食事の席に着いておられるイエスの頭に香油を注ぎかけた。(マタイ26:7)

 主イエスの頭に香油を注いだ女。この人についてさまざまな伝承がありますが、ここではラザロの姉妹マリアと考えてみましょう。兄弟ラザロを生き返らせていただいたベタニアのマリアです(ヨハ11章32〜44節)。

 彼女は、主イエスに対する崇敬の思いと、そのお方の恵みを直接いただいた者としての喜びと感謝の心を、自分の持ち物のなかで最高のものであった香油を主に注ぎかけることで、表現しました。彼女は、そうしなければいられなかったのでしょう。

 すると、周りの人たちばかりでなく、主イエスの弟子たちさえ、彼女の行動を非難しました。しかし、主イエスは彼女の行動を喜ばれ、彼女が主イエスご自身の十字架の死を準備してくれた、と称賛されました。

 主イエスをキリストと信じ、救い主と告白している私たちは、主への崇敬と感謝の心をどのように表現しているでしょうか。主よ、最も良いものを惜しまず主に献げる信仰を与えてください。

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