月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年5月16日(月)

イザヤ29章 人間の回復

その日には、耳の聞こえない者が
書物に書かれている言葉をすら聞き取り
盲人の目は暗黒と闇を解かれ、見えるようになる。(イザヤ29:18)

 神を信じること、その恵みと不思議を思わずにおれません。聖書という書物の文字の表面をなぞることは、おそらく誰にとってもさほど困難なことではないでしょう。けれども、言葉の意味が分かることと、信仰の理解に至ることは、決して同じとは言えません。

 教会の礼拝に出ることも、そこで共に歌い、共に祈り、神の言葉の朗読と説教に耳を傾けること、それら一つ一つが、大切なことです。教会でどのように生きるか、先輩のキリスト者の振る舞いから教えられることも、とても大切なことです。それらのすばらしい祝福を通して、神の霊は私たちの魂に働きかけ、新たな誕生への備えを続けておられるからです。

 日々の積み重ねが、ある日、突然、私たちの内に信仰の実りを生み始めます。何気なく読んでいた言葉が、神の言葉として立ち上がって来るのです。神の存在を心から信じ、畏れ敬い、神を喜ぶ心が生まれます。人間の回復は、主の霊の御業です。目も心も開かれる礼拝的人生が始まります。

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