月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年5月12日(木)

マタイ20章 僕となってくださった主イエス

「しかし、あなたがたの間では、そうであってはならない。あなたがたの中で偉くなりたい者は、皆に仕える者になり、いちばん上になりたい者は、皆の僕になりなさい。」(マタイ20:26-27)

 主イエスの弟子たちは、教会を治める働きについて誤解していました。弟子たちは、支配者が権力を振るって支配するように、教会も力で統治されると考えていました。そして今日の教会指導者も、しばしば同じ誤りを犯すことがあるのではないでしょうか。権力で教会を治めようとする誘惑に捕らわれるのです。

 そのようなとき、私たちはただ自分の考え方を変えれば良いのでしょうか。そうではありません。私たちのために、ご自分の命を献げて、僕となってくださったイエス・キリストを覚えることです。ただそのことだけが、私たちの生き方を変えます。

 僕としての主を仰ぐとき、私たちも、隣人のために僕となって生きることへと突き動かされます。主は、改めてご自分の死と復活について語られました(17〜19節)。キリストご自身、僕の道を歩み通されたのです。私たちが謙そんの道、僕の道を歩もうとするとき、主イエスはさらに低い場所で、私たちに仕えてくださいます。

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