月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年5月9日(月)

イザヤ26章 魂の闇に注がれる光

あなたの死者が命を得
わたしのしかばねが立ち上がりますように。
塵の中に住まう者よ、目を覚ませ、喜び歌え。
あなたの送られる露は光の露。
あなたは死霊の地にそれを降らせられます。(イザヤ26:19)

 神に従う者の行く道は平らです。けれどもそれは、何の問題もない、平穏無事な人生ということでは、必ずしもありません。何事であれ、神によって定められた道を静かに受け止める信仰に基づく人生のことです。自分が良かれと思って計画した道ではなく、神によって整えられる道です。

 神の民は、どんなときでも神との交わりを喜びます。世の中も自分の生活も混乱と嘆きに満ちているかもしれません。しかし、その魂の闇の中で深く深く奥底にまで退いて、そこから神を求めるのです。闇のどん底でこそ、決して揺るぐことのない神の平和に満ちた場所を確立するのです。目先の安易な助けに飛びつくことなく、神を深く求めましょう。

 自分ではどうにもならないどん底から主を呼び求めるとき、やがて主は、その深い死の闇に包まれた魂にも、光の露を降らせてくださるでしょう。乾いた心を潤し、魂を呼び覚まし、闇の終わりを告げる光の朝です。人生の復活は、そこから始まります。

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