月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年3月18日(金)

1コリント7章 聖なる者とされる信者でない配偶者

なぜなら、信者でない夫は、信者である妻のゆえに聖なる者とされ、信者でない妻は、信者である夫のゆえに聖なる者とされているからです。(1コリント7:14)

 パウロは、信者である夫や妻が一緒に生活を続けたいと思っている配偶者を離縁してはいけない理由を、14節のように語りました。ここでは、信者でない配偶者が信者である配偶者のゆえに聖なる者とされている、と言われています。

 パウロは、何を言いたいのでしょうか。それは、たとえ信者でない配偶者であっても、キリスト・イエスを信じるあなたと生活を共にしたいと願うならば、その夫婦の関係は、あなたとの関係で清められるということです。このことは、配偶者が信者であるという理由で、信者でない配偶者が自動的に救われるということでは必ずしもありません。けれども、信者でない配偶者が、信者である自分のゆえに聖なる者とされていることは、何という慰めでしょうか。そこに救いの希望の道も開かれてきます。

 信者でない配偶者のために、さらには家族のために祈りましょう。また、これは、単なる夫婦の問題ではありません。教会全体で、家族のことを覚え合い、祈りをもって支えましょう。

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