月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年3月6日(日)

箴言15章 心に喜びを抱けば、顔は明るく

不遜な者は懲らしめられることを嫌い、
知恵ある人のもとに行こうとしない。
心に喜びを抱けば顔は明るくなり
心に痛みがあれば霊は沈みこむ。
聡明な心は知識を求め、
愚か者の口は無知を友とする。(箴言15:12-14)

 ここに「知恵ある人」と「愚か者」との対比があります。「愚か者」は、神を求めず、自らの力で目標に近づこうとします。そのため、状況が悪化すると、不機嫌になって怒りをあらわにします。

 反対に、神を求める「知恵ある人」は、神に支えられていることを知っていますから、その心には冷静さと静けさがあります。たとえ試練に出会っても、完全には打ち倒されず、神が立ち上がらせてくださることを待ち望みます。

 誰しも、心に喜びを抱けば顔は明るくなり、心に痛みがあれば霊は沈むことでしょう。内面は、自ずと外面に表れます。そして、ここで、「知恵ある人」と「愚か者」の差がでます。「愚か者」の内面は状況に常に左右され、「知恵ある人」は状況がどうであれ人生の土台を神の支えに置いています。この違いが、外面にも表れてくるのです。

 神を知る喜びが与えられていますので、私たちは明るい顔で神を礼拝します。試練のなかから何度でも立ち上がらせていただき、信仰の人生を全うしましょう。

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