月刊誌リジョイス 聖書日課 2011年2月15日(火)

列王上7章 神の栄光のために

ソロモン王は、主の神殿で行われてきた仕事がすべて完了すると、父ダビデが聖別した物、銀、金、その他の祭具を運び入れ、主の神殿の宝物庫に納めた。(列王上7:51)

 ソロモン王の一大事業として、神殿建築と宮殿の建築がありました。神殿建築は、父ダビデの悲願でした。都エルサレムの中心にある神殿に主が臨在され、民は神殿を仰ぎ見ながら生活するのです。

 神殿建築には7年、宮殿建築には13年を要しました。神殿も宮殿もレバノン杉をはじめ当時の最高の材料を使用しました。建物だけではありません。神殿の備品、調度品にも趣向が凝らされました。ソロモンは、神殿の備品製作者としてティルスからヒラムを連れて来させました。彼は、知恵と洞察力と知識に満ち、青銅にかけては、どんな仕事にも通じていました。さらに彼は、金・銀だけでなく、石材・木材・織物も扱うことができました。主が臨在し給う神殿で使用される備品を製作するためにこれ以上の人物はいません。

 聖書には、ヒラムの名と共に、彼が成し遂げた仕事の一つ一つが事細かに記されています。神の御名が崇められ、栄光があらわされるために働いた者にとって、最高の報いではないでしょうか。

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