月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年12月10日(金)

テトス2章 健全な教えを輝かす者として

キリストがわたしたちのために御自身を献げられたのは、わたしたちをあらゆる不法から贖い出し、良い行いに熱心な民を御自分のものとして清めるためだったのです。(テトス2:14)

 テトスが託されたもう一つの仕事は、「健全な教え」によって、様々な年齢と階層の信徒を整えることでした。年老いた男(2節)や年老いた女(3節)や若い男(6〜7節)への具体的な勧めが、記されています。それにテトス自身への「良い行いの模範になりなさい」という勧告が続きます。

 健全な教えに従って歩むことにより、信徒たちが、「救い主である神の教えを、あらゆる点で輝かす」(10節)のです。教えは、教えに従って生きる者によって、この世で光を放ちます。

 また、キリストの贖いの御業の目的は、ご自分の民を、「あらゆる不法から贖い出」し、「良い行いに熱心な民」として清めることです。「健全な教え」は、必ず「良い行い」を伴います。キリストの十字架は、私たちの罪を贖い、さらに、その血に清められた者として生きるように私たちを整えます。

 自らを顧みるとき、逆に、教えを曇らせる者であることを反省させられます。悔い改めて、十字架の力に寄りすがりましょう。

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