月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年12月5日(日)

詩編81編 思いがけない言葉

わたしは思いがけない言葉を聞くことになった。
「わたしが、彼の肩の重荷を除き
籠を手から取り去る。」(詩編81:6-7)

 角笛が高らかに鳴り響く祭りの日、美しい音楽を奏でながら会衆の賛美が神に向かいます。イスラエルの祭りは神が定めた記念日で、祭りのたびに人びとは、預言者や祭司が語る御言葉を通して、神の救いを心に留めます。神はかつて偉大な力によってイスラエルを奴隷から解放されました。それがこの日、祭りの最中に、「わたしが」とおっしゃる神の「思いがけない言葉」によって知らされます。

 出エジプトは遠い昔の出来事です。けれどもそれは、今を生きる私たちにも大きな意味をもっています。ヤコブの神は私たちの神。今も私たちを「わたしの民」と呼んで語りかけてくださるお方です。迷いやすい私たちが御言葉に従って御許から離れないように、呼びかけておられます。

 あなたを救ったのはわたしだ、あなたはわたしの民だ、との呼びかけが真に神からのものと信じられたとき、私たちのうちには驚きがあります。聖書の教えは私たちの日常に良い実りをもたらし、頑なな心に和らぎを与えてくれます。

コントローラ

Copyright (C) 2010 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.