不思議なことに、主が人口を数えるようにダビデを誘われたのに、それに従うダビデに、主の怒りが再び燃え上がりました。ダビデが選んだ神の裁きは、疫病により、主の御手にかかって倒れることでした。ところが、疫病によって民が打たれる厳しさは熾烈で、それを見たダビデは、「どうか御手がわたしとわたしの父の家に下りますように」(17節)と主に願います。すると、神はダビデに災いをくだす代わりに、主のための祭壇を築かせ、ダビデの礼拝をもって、疫病を終わらせました(25節)。そこに主のための祭壇を築き、焼き尽くす献げ物と和解の献げ物をささげた。主はこの国のために祈りにこたえられ、イスラエルに下った疫病はやんだ。(サムエル下24:25)