月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年9月28日(火)

サムエル下12章 真実な悔い改めと完全な赦し

ダビデはナタンに言った。「わたしは主に罪を犯した。」ナタンはダビデに言った。「その主があなたの罪を取り除かれる。あなたは死の罰を免れる。しかし、このようなことをして主を甚だしく軽んじたのだから、生まれてくるあなたの子は必ず死ぬ。」(サムエル下12:13-14)

 「その男はあなただ」(7節)とナタンが語ったとき、ダビデは、即座に自分の罪を悟り、悔い改めます。そのとき、ナタンは彼に主の赦しを宣告し、同時に生まれてくる子が死ぬことを告げます。

 その子が弱っていくとき、ダビデは、徹夜・断食による命がけの祈りを行いました。しかし、その子が死んだとき、さっさと身を洗い、衣服を改め、礼拝し、食事を取りました。これは決してドライな心変わりではありません。神の処罰を厳粛に受け容れ、同時に神の赦しと憐れみを確信していたことを表しています。

 ダビデはこの女性によって再び男児を得、その子は「主に愛された者」と命名されました。これが、後日ダビデに代わって主のために神殿を建てるソロモンです。こうして、ダビデの悔い改めと赦しによって、主のご計画がさらに一歩進んだものとなっていくのです。

 悔い改め、赦されて、一歩進む。ダビデのような大罪にもこの新生の道が用意されていました。私たちもこの道を進んでいます。

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