月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年9月23日(木)

ルカ13章(2) なぜ、狭い戸口なのか

狭い戸口から入るように努めなさい。言っておくが、入ろうとしても入れない人が多いのだ。(ルカ13:24)

 主イエスは救われるために狭い戸口から入るようお招きになっています。狭い戸口で、頭を下げ、身をかがめることがなければ誰も通ることはできません。自分こそ一番、という罪深い思いにとらわれて身をかがめることができない者、また罪によって膨れあがってしまっている者はこの戸口が狭く思えるのです。ですから、わが身の状態を差し置いて「神よ、なぜ狭い戸口から入れとおっしゃるのか」と文句は言えません。

 しかし狭い戸口を通れるようにわが身を変えろ、と言われても自分では変えられないのが、私たちです。主イエスははじき出すために狭い戸口を設けられたのではありません。主イエスは、私たちに悔い改めを求めておられます。主イエスは、十字架によって、信じる者たちの頭を下げられない罪、罪に膨れあがった身を新しく造りかえてくださろうとしておられます。聖霊を与えられ、主イエスの十字架の死に至るまでの従順に倣うとき、私たちのような者でも、狭い戸口を通り抜けられる者とされます。

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