月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年9月20日(月)

サムエル下8章 連戦連勝のダビデ

主はダビデに、行く先々で勝利を与えられた。ダビデは王として全イスラエルを支配し、その民すべてのために裁きと恵みの業を行った。(サムエル下8:14-15)

 ダビデが契約の箱を無事ダビデの町に移し終えると、主は預言者ナタンを通して、ダビデ王国のとこしえの繁栄を約束してくださいます。ダビデは、その約束に祈りをもって応答し、主に感謝をささげます。その後、周辺の異邦諸国との戦いを余儀なくされますが、ダビデ軍は、主の導きと祝福のもとに連戦連勝を経験します。

 ダビデは、征服したすべての異邦の民から勝ち取った戦利品や貢物を、主のために聖別しました。これは、戦勝と王国の拡大が自分の力によるのではなく、神の賜物であるという信仰から来ています。またここには、最初期からダビデに仕え、イスラエル王国の基礎固めに寄与した人たちの名前も記されています。

 ダビデはイスラエルの「王」ですが、神の僕に過ぎず、共同体組織の一員に他なりません。この姿勢が、神を敬い、民を慈しむ彼の政治にあらわれています。神の国の進展も教会の建設も、すべてが共同作業によって完成へと導かれていくことを、今日学びましょう。

コントローラ

Copyright (C) 2010 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.