月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年7月17日(土)

ヘブライ6章 約束されたものを受け継ぐために

わたしたちはあなたがたについて、もっと良いこと、救いにかかわることがあると確信しています。…わたしたちは、あなたがたおのおのが最後まで希望を持ち続けるために、…あなたがたが怠け者とならず、信仰と忍耐とによって、約束されたものを受け継ぐ人たちを見倣う者となってほしいのです。(ヘブライ6:9-12)

 「一度光に照らされ、…その後に堕落した者の場合には、再び悔い改めに立ち帰らせることはできません」(4〜6節)と聞くと、ドキッとさせられます。信仰者にこのようなことが起こるのかと心配になります。

 たしかに現実を見渡すと、あれほど信仰熱心だった人が、教会から離れて行ってしまうということがあります。しかし、その現実を見て、悔い改めの機会が彼らにはないという早計な結論を下してはなりません。物事は最後の最後までよく見ないと、私たちには分かりません。誰が、この御言葉に該当するのかは、具体的には隠されています。また、もし、立ち帰る機会が自分から奪われたと思ったとしたら、必死で主の名を呼び求めてください。神の裁きを恐れ、罪を悔いている者に対して、罪人を救う神の計画が虚しくされることは、決してありません。

 御言葉をもって警告される神を畏れ、最後まで忍耐し信仰に留まった人たちを、見倣いましょう。私たちはたとえ大失敗をしたとしても、私たちが帰るべきところは、憐れみ深い神のみもと以外にはありません。

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