月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年6月17日(木)

ヨハネ21章 死ぬまで主に従う

「あなたは、若いときは、自分で帯を締めて、行きたいところへ行っていた。しかし、年をとると、両手を伸ばして、他の人に帯を締められ、行きたくないところへ連れて行かれる。」(ヨハネ21:18)

 復活の主イエスは、ご自分を三度否んだペトロに、三度繰り返して、「わたしを愛しているか」と問いかけました。そのとき、ペトロは「悲しくなった」(17節)とあります。

 しかし、主イエスは、三度たずねてそれに答えさせることで、ペトロが主イエスを否んだ罪を帳消しにしてくださいました。そして、「わたしの羊を飼いなさい」(17節)と言われ、ペトロに羊を飼う牧者の務めを委ねられました。

 さらに、主はペトロに18節のように教えられました。ペトロは、繰り返し、主イエスに従う決心をした人です。そのペトロの歩みは、彼の思いとは異なるものとなりました。行きたいところに行くだけでは、主イエスに従うことはできません。行きたくないところに連れて行かれることをも受け入れて、人は初めて、主イエスに従うことができます。

 教会の伝説によれば、ペトロは自ら望んで逆さ十字架の刑に処せられてローマで死んだ、と言われています。私たちも、主イエスに遣わされるところで、死に至るまで、お従いしようではありませんか!

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