月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年2月24日(水)

出エジプト40章 民と共に歩む神

雲は臨在の幕屋を覆い、主の栄光が幕屋に満ちた。(出エジプト40:34)

 幕屋が完成した時「雲は臨在の幕屋を覆い、主の栄光が幕屋に満ち」ました。雲と栄光とは、神の臨在の象徴です。かつてモーセが登ったシナイ山に満ちた神の栄光が、幕屋に満ちました。そしてこの神の臨在が、イスラエルの民に伴います。

 幕屋に宿られる神は、本来は、すべてを超越する神です。その神があえて、神の民イスラエルの只中に宿ってくださるのです。荒れ野の旅路は、標識のない道です。そこでは、神が共に住んでくださるという約束だけが、生きていくための保証です。

 神の民とは、神に伴われ、神の先導に従う民です。「昼は主の雲が幕屋の上にあり、夜は雲の中に火が現れて、イスラエルの家のすべての人に見えた」(38節)とあるように、髪の林材は常にイスラエルと共に有馬した。昼も夜も、すべての民が臨在のしるしを見ることができました。

 旧約の民は、神の臨在を確信し、導きに従って前進しました。約束の地に向かう新たな出発でした。私たちも神の民として、主の日の礼拝ごとに臨在の主を仰ぎ、約束の地に向かって確かな足取りで前進します。

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