月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年1月19日(火)

出エジプト14章 落ち着いて主の救いを見る

モーセは民に答えた。「恐れてはならない。落ち着いて、今日、あなたたちのために行われる主の救いを見なさい。あなたたちは今日、エジプト人を見ているが、もう二度と、永久に彼らを見ることはない。」(出エジプト14:13)

 エジプトから意気揚々と出ていったイスラエルは、襲い来るエジプト軍を見て、恐れにとらわれました。そしてモーセに「我々を連れ出したのは、エジプトに墓がないからですか。荒れ野で死なせるためですか」(11節)とつぶやいたのです。しかしモーセは言いました。「恐れてはならない。落ち着いて、今日、あなたたちのために行われる主の救いを見なさい」と。

 目前に迫る困難の中で、落ち着くこと、静まること、口を閉じることを、モーセは命じました。それが、神が働いてくださることを待ち望む人のとるべき姿勢です。

 私たちの日々の生活にもさまざまな困難がありますが、それに目を奪われ、心がとらわれれば、神に対する不平とつぶやきしか出てこないでしょう。そうならないために、私たちも日々、神の前に落ち着き、静まり、口を閉じるときが必要なのではないでしょうか。

 一日を始めるとき、いつもそのような姿勢で神を礼拝することが大切です。その人こそ、神の大いなる御業を拝することができるのです。

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