月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年1月13日(水)

出エジプト12章 小羊の恵み

「あなたたちのいる家に塗った血は、あなたたちのしるしとなる。血を見たならば、わたしはあなたたちを過ぎ越す。わたしがエジプトの国を撃つとき、滅ぼす者の災いはあなたたちに及ばない。」(出エジプト12:13)

 最後の災いから逃れる道は、小羊の血を二本の柱と鴨居に塗ることでした。神の災いは、入り口に血のしるしがある家を過ぎ越しました。他にどんな方法もありません。小羊の血のみが、救いのしるしとなります。  この小羊の血による恵みは、イエス・キリストの十字架の贖いにつながります。小羊のようなキリストの尊い血のほかに私たちが救われる道はありません(1ペト1章19節)。

 主イエスは、過越の食事のときに聖餐式を制定され、ご自分の血を「契約の血」(マタ26章28節)と呼ばれました。それは、「永遠の契約の血」(ヘブ13章20節)です。「あなたは永遠にわたしのもの。この世のどんなこともわたしの愛からあなたを切り離すことはできない」と、主の血による永遠の契約は私たちに語りかけています。

 イエス・キリストは、私たちの救いのために、自ら進んでいけにえの小羊となってくださり、十字架の上で血を流してくださいました。私たちは、この恵みを覚え、聖餐式のたびごとに、自分がイエス・キリストのものであることを心に刻みましょう。

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