月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年1月10日(日)

詩編43編 光とまことが遣わされた

あなたの光とまことを遣わしてください。
彼らはわたしを導き
聖なる山、あなたのいますところに
わたしを伴ってくれるでしょう。(詩編43:3)

 「あなたはわたしの神、わたしの砦。なぜ、わたしを見放されたのか」(2節)。主こそ自分の神だと信じ、自分を守ってくれる砦であると告白しているにもかかわらず、主は祈りに答えてくださいません。主に見放されたとしか思えない人生のどん底を歩むことがあります。心は重く、状況が好転することは永久にないかのようです。そこまで深く落ち込んでしまった私たちの人生に、光が差し込むことなどあるのでしょうか。

 唯一、それを可能とするのは、主の「光とまこと」が遣わされることによってです。「光とまこと」が、見放されたと思っていた私たちを、主のおられるところへ導いてくれます。主と共にあり、主との交わりを回復するとき、私たちは本来のあり方を取り戻します。それは主を喜び祝う(4節)ことです。

 「光」(ヨハ1章4節)であり「真理」(ヨハ14章6節)であられるイエス・キリストが、すでに遣わされました。私たちが、この方のものとなり、この方の導きを受けるとき、主に心からの期待を燃やし続けることができます。

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