月刊誌リジョイス 聖書日課 2010年1月6日(水)

出エジプト9章 区別された民

「しかし主は、イスラエルの家畜とエジプトの家畜とを区別される。イスラエルの人々の家畜は一頭たりとも死ぬことはない。」(出エジプト9:4)

 第四の災いの特徴は、イスラエルの民がエジプト人から区別され、エジプトを襲った災いが彼らに降りかからなかったことです。主なる神が、彼らと共におられたからです(8章18節)。それが、彼らが災いを避けることのできた唯一の理由でした。

 王ファラオは、ご自分の民を区別される真の神と向き合っていることを、災いのなかで学ぶべきでした。しかし、王の心はますます頑になっていきます。苦しみが過ぎると、神の力にすがることをやめ、自分の力に依り頼む生活へと戻っていきます。

 神はまさに逃れ場であり、避けどころです(詩18編3節)。「人が神と共に歩む」とは、神をこのような方として信頼し、すべてのことで神に依り頼むことです。どんな災いや身の危険があろうとも、それを神にお委ねし、神の力によって生きます。

 誰でもキリストと共にいるならば、滅びることはありません。聖書は、このような災いを避けることのできる他のどんな道も教えていません。イエス・キリストを信じ、神と共にいることが、滅びを避けることのできる唯一の道です。

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