月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年10月25日(日)

詩編34編 求める人を常に助け出される主

主に従う人には災いが重なるが
主はそのすべてから救い出し
骨の一本も損なわれることのないように
彼を守ってくださる。(詩編34:20-21)

 どんなに熱心に御言葉に聴き、祈る生活をしていても、私たちに災いが訪れることがあります。それは、病気や事故であったり、仕事上のトラブルであったり、家族の問題であったり、心の病であったりします。

 聖書は、主に従う人にも、そのような災いが起こることを認めています。ですから、災いが起こる原因は、その人の信仰上の問題ではありません。しかし、災いが起こってから、どのように対処するのかは、信仰上の問題であると言えます。

 この詩編は、災いの中で、主を求めて叫ぶとき、主がそれに答えて、「常に」救い出してくださったことを繰り返し語ります。「味わい、見よ、主の恵み深さを」(9節)と、主の御もとに身を寄せる幸いへと私たちを招きます。

 確かに、私たちに災いが襲うことがありますが、主はその災いの「すべてから」救い出してくださいます。仮に不治の病に倒れることがあっても、「骨」を損なって私たちの存在が揺り動かされないように、主は私たちの信仰の屋台骨を揺らぐことなく、お支えくださいます。

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