月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年10月1日(木)

マルコ3章 神の御心を行う人

「御覧なさい。母上と兄弟姉妹がたが外であなたを捜しておられます」と知らされると、イエスは、「わたしの母、わたしの兄弟とはだれか」と答え、周りに座っている人々を見回して言われた。「見なさい。ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる。神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」(マルコ3:32-35)

 主イエスの母と兄弟たちがやってきたとき「神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ」と主イエスは教えられました。

 では、行うべき神の御心とは何でしょうか。それは、主イエスを神の御心を行うお方と信じて、救いを受けることです。「わたしの父の御心は、子を見て信じる者が皆永遠の命を得ることであり…」(ヨハ6章40節)と記されています。

 ですから、主の御名によって預言したり、悪霊を追い出したり、奇跡を行うことを求めても、それによって神の御心を満たす訳ではありません(マタ7章21節以下)。私たちは、一つ一つの教えになかなか従えず、罪を犯し、失敗ばかりしています。しかし、それだからこそ、主イエスを信じて救われたい、と願います。実は、このとき、私たちは御心を行っているのです。

 主は、その教えを聞こうとしてそこに集まっている人たちを指して、「ここにわたしの母、わたしの兄弟がいる」と言われました。救いを願い、主の言葉に聞いているあなたは、まさに、主イエスの兄弟姉妹です。

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