月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年7月11日(土)

使徒5章 救いの事実の証人として生きる

「わたしたちはこの事実の証人であり、また、神が御自分に従う人々にお与えになった聖霊も、このことを証ししておられます。」(使徒5:32)

 キリスト者は、毎日、「救いの事実の証人」として歩みます。事実は、嘘や偽りではなく、作り話でもありません。実際に起こったことです。また、それにふさわしい解説や意味付けが与えられ、事実が事実として確定されます。

 十字架の事実は、キリストが十字架にかけられたこと、それは罪の赦しを与えるためであったということです。復活の事実とは、キリストが死んで三日目に復活したこと、それは死に勝利をしたということです。この救いに基づき、キリストを信じ、悔い改める者には、罪の赦しが与えられます。キリストは、罪の赦しを与える導き手、救い主だということは、まさしく、事実です。

 しかし、これらのことが事実と証明されるのは、聖霊の働きによってです。理性的な論証や、歴史的推理により明らかにされるものではありません。福音を受け入れことができたのは、神が聖霊を注いでくださったからです。ですから、人から非難されることがあっても、使徒たちが答えた「人間に従うよりも、神に従わなくてはなりません」(29節)との御言葉に固く立ちましょう。

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