月刊誌リジョイス 聖書日課 2009年7月3日(金)

使徒1章 別れで始まる新しい旅

「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」こう話し終わると、イエスは彼らが見ているうちに天に上げられたが、雲に覆われて彼らの目から見えなくなった。(使徒1:8-9)

 主イエスとの別れは、新しい旅の始まりでした。それは、終わることのない旅でした。「地の果てに至るまで、わたしの証人となる」との約束を信じ、弟子たちは旅立ちました。

 その後も、神の国のための旅人は起こされ続けています。旅人は顔をあげて地平線を目指し、町を巡り、荒野を歩き、山に登り谷を下り、水平線を越え、まだ見ぬただ一人のためにでも旅を続けます。その先に主イエスとの再会が待っています。

 この旅は「証言する」旅、主イエスをそのまま証しする旅です。新しい聖なる霊の風の力が旅人に勇気を与えます。旅人は聖霊の風に身を任せ、主イエスを証言し続けます。

 旅人は知っています。「雨も雪も、ひとたび天から降ればむなしく天に戻ることはない。それは大地を潤し、芽を出させ、生い茂らせ、種蒔く人には種を与え、食べる人には糧を与える。そのように、わたしの口から出るわたしの言葉もむなしくは、わたしのもとに戻らない。それはわたしの望むことを成し遂げわたしが与えた使命を必ず果たす」(イザ55章10、11節)。

コントローラ

Copyright (C) 2009 RCJ Media Ministry All Rights Reserved.