ご機嫌いかがですか。湘南恩寵教会の坂井です。
今週皆さんと一緒に、御言葉を分かち合えることを感謝します。
この「あさのことば」の放送を、農作業の合間に聞いていてくださる方がたくさんいらっしゃると伺いました。農家の方々のおかげで、おいしいお米や野菜をいただけます。本当にありがとうございます。今は冬ですから、そんなには作業することもないのでしょうかね、あの、門外漢ですから、見当違いのことを申し上げていましたら、大変申し訳ありません。
私は庭いじりが趣味ですが、冬というのは、草や花が枯れてしまって、寂しい気持ちになります。あれだけはびこっていた雑草も、どこにいってしまったのかと思うほどに、消えて無くなってしまいます。草は枯れ、花はしぼみます。
そういう草花が枯れていく様を、人間の生涯のはかなさになぞらえることがありますが、聖書の中にも、そういう言葉があります。旧約聖書のイザヤ書40章の言葉です。「肉なる者は皆、草に等しい。永らえても、すべては野の花のようなもの。」(イザヤ40:6)と言われます。確かにそうですね、人はみな、枯れて消えていく野の花のように空しいものです。
でも、聖書の言葉はそれで終わりではありません。「草は枯れ、花はしぼむ」、しかし、「わたしたちの神の言葉はとこしえに立つ。」(イザヤ40:8)これが、知っていただきたいことです。むなしくないもの、永遠に確かなものが、ここにあるのです。