あさのことば 2022年9月15日(木)放送

小宮山裕一(綱島教会牧師)

小宮山裕一(綱島教会牧師)

メッセージ: 祈っていったい何になるのか



 おはようございます。神奈川県横浜市にある綱島教会で牧師をしております、小宮山裕一です。どうぞよろしくお願いします。
 教会では、ともに祈ることが多くあります。自分のこと、この世界のこと、教会のこと。祈りのテーマは多岐にわたります。

 いろいろな祈りがあります。特に、良く聞くのは、病気を初めとして、様々な苦しみや悲しみの中にいる人々のことを覚えての祈りです。病気が治りますように、問題が解決しますように、と祈ります。希望する学校にいくことができますように、とか、仕事が見つかりますように、と祈ることもあります。周りの人々からすればたいしたことがなくても、その人にとっては深刻な祈りというものあります。

 このように祈る時、「祈ったら何になるのか。祈っても何も変わらないのではないか」と聞かれることがあります。確かに、祈ることは、神に期待することです。何かをなしてくれるのは神です。ですから、神が何もしなければ何も起こりません。それは、人間にはわかりません。それでも確かなことは、神は良いお方である、愛なるお方である、ということです。そのお方に対して、信頼して祈るのです。だからこそ、私たちは、希望を失うことはありません。

 それとともに、祈ることができる、それ自体が素晴らしいことだ、ということを覚えたいと思います。祈ることによって、私たちは支えられているのです。誰かに祈られることによって、そしてなによりも、誰かのために祈ることによって。「祈って何になるのか」という前に、神に対して祈ってみるのも決して無駄にはなりません。 

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