いかがお過ごしでしょうか。横浜教会牧師の千ヶア基です。今日も、神様の御言葉に聞きたいと思います。
夜、眠れない程の不安と恐れを抱えている人は、少なくないのでしょう。ある統計によると、日本人の約20パーセントが、何かしらの原因で、慢性的な不眠状態にあると言われているそうです。
ストレスを抱えて夜になっても眠れない。やっと眠れたとしても、すぐ目が覚めてしまう。そうすると、就寝のために横になることにも、緊張を感じてしまうようです。
聖書は、私たちの肉体や心を治療する医療の手段ではないので、不眠症を治すことはできません。でも、旧約聖書の詩編63編7節に、次のような信仰者の言葉がでてきます。「床に就くときにも御名を唱え あなたへの祈りを口ずさんで夜を過ごします。」
聖書は、病気を治す処方箋ではない。しかし、夜、眠りに就こうとする時でさえ、私たちに寄り添ってくださる神様いることに気付かせてくれます。小さな子どもでも、過度のストレスを抱える時代です。誰か他の人に聞こえるわけではありません。あなた心の声を、昼も夜も寄り添って聞いてくださる神様だけに届けるものが、「祈り」です。
不安で眠れない夜にこそ、あなたの心の中にある思いを神様に打ち明けてみませんか。同じ眠れない夜でも、必ず心に変化があるはずです。