東北あさのことば 2022年10月1日(土)放送  東北あさのことば宛のメールはこちらのフォームから送信ください

風間義信(仙台教会牧師)

風間義信(仙台教会牧師)

メッセージ: 信じるために書かれたもの



 おはようございます。今月この番組を担当します仙台教会の風間義信です。どうぞよろしくお願いします。
 新約聖書の初めの4つの作品は、「福音書」と呼ばれ、そこからイエス・キリストが何をなされたのかを知ることができます。

 その中の、ヨハネによる福音書の中に次のようにあります。「これらのことが書かれたのは、あなたがたが、イエスは神の子メシアであると信じるためであり、また、信じてイエスの名により命を受けるためである。」(ヨハネ20:31)。この「これらのこと」とあるものが、聖書の言葉です。そのように聖書は、私たちがイエス・キリストをメシア、救い主と信じて欲しいと願って書かれたものです。

 では、その救いとは何なのかといえば、それは、罪からの救いです。罪とは、神の思いにかなわないことであり、残念ながら、私たちが毎日、言葉と思いと行いよって増やしてしまっているものです。これを私たちの力で解決することはできません。

 だからこそ、この罪からの救いのためには、救いをもたらしてくださる方が必要です。それは、この方が、私たちの罪を身代わりとなって受けてくださることによって実現しました。それは、私たちが立派だからではなく、上よりの一方的なあわれみによるものです。

 この救いが、先ほどの聖書の言葉で、「信じてイエスの名により命を受けるため」とあるものです。そのように、これは、イエス・キリストを信じることによって与えられるものです。聖書の言葉があなたの心を開き、奥深く届きますよう祈っています。

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