浅野正紀（江古田教会牧師）

メッセージ： すべてを益とされる神

　いかがお過ごしでいらっしゃいますか。江古田教会の浅野正紀です。今日も、聖書の言葉に聞いていきましょう。

　神を信じて生きていくか、それとも神を信じないで生きていくかは、人に大きな生き方の違いをもたらします。聖書は、この世界も人間もすべて神が造ったことを教えています。ですから、この世界で起こるどんなことにも、私たちの人生の中で起こるどんなことにも神の目から見れば、すべてに意味があるということです。もちろん、私たちの目から見ると、理解できない理不尽な出来事も起こります。私たちは、理解できない出来事の中で、悩んだり、苦しんだりすることもあります。

　神を信じないで生きていく場合、人は、悩みや苦しみの中で、自分の力に頼って生きていくより仕方ありません。しかし、この世界を造り治めている神を信じている場合は、悩みや苦しみの中で、すべてを導く神に頼ることができます。

　ローマの信徒への手紙8章28節には、こう記されています。「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるように共に働くということを、わたしたちは知っています。」

　神がこの世界を造り、今もすべてのもの、すべての出来事を治めていますから、たとえ私たちの目から見て理解できない悲惨な出来事が起こっても、必ず神が最終的に益あるものに変えて下さいます。ですから、私たちは、どんな時も希望を持って生きていくことができます。