村田寿和（羽生栄光教会牧師）

メッセージ： 神の家族の一員になる

　いかがお過ごしですか。羽生栄光教会の村田寿和です。
　この地上でつきあいの長い人間関係は家族ではないかと思います。学校の友人は卒業すると疎遠になってしまいますが、家族との関係は続いていきます。別々に暮らしていて、なかなか会うことができなくても、家族としての関係は続いていくのです。聖書は「イエス・キリストを信じる人は、神の子とされ、神の家族の一員とされる」と教えています。

　『ヨハネによる福音書』の第1章12節にこう記されています。「言は、自分を受け入れた人、その名を信じる人々には神の子となる資格を与えた。」　ここでの「言（ことば）」とは、イエス・キリストのことです。イエス・キリストは、御自分を信じる人々に、神の子となる資格を与えてくださいます。

　神の独り子であるイエス・キリストは、御自分を信じる人々に聖霊を与えて、その人を「アッバ、父よ」と叫ぶ神の子としてくださるのです（ガラテヤ4:6参照）。ですからイエス・キリストを信じる人々は、「わたしは天地の造り主、全能の父である神を信じます」と、心から告白することができるのです（『使徒信条』参照）。

　これはすごいことです。これほど心強いことはありません。天地を造られた全能の神さまを父と呼ぶことができる。そのような資格を、イエス・キリストはあなたに与えてくださいます。あなたもイエス・キリストを信じるならば、神の子となる資格を与えられ、神の家族の一員として受け入れられるのです。