ごきげんいかがですか。東川口教会の櫻井良一です。
ときどき、私たちの教会にも「礼拝堂の中を見せてほしい。」と言って訪ねてくださる方がおられます。このような場合、教会は特別な事情がない限りは見学者を大歓迎しています。
ところが、そのような方が実際に私たちの教会の中を見学されると、「自分の考えている教会の印象とどこかが違う。」と感じられるようです。その原因は、私たちの教会の礼拝堂には神様を祭っているような祭壇がないことです。礼拝堂の中には出席者が座る椅子が並んでいて、その正面には礼拝で牧師が聖書のお話をする説教壇が置かれているだけなのです。多くの方は十字架の祭壇が置かれた教会堂を想像して来られるようです。だから、「神様はどこにおられるのだろう…」と心配されるのです。
でもそのような心配は必要ありません。なぜなら、私たちの神さまは聖書の言葉が正しく語れるところに必ずいてくださるからです。神さまは聖書の言葉を通して私たちといつも共にいてくださる方なのです。
教会では、毎日曜日の礼拝で説教壇から聖書の言葉が語られています。そして出席者は、この神さまの言葉に耳を傾けるのです。神さまはこの礼拝の中に確かにおられます。ですから教会の礼拝は神さまと私たちとの出会いの場所となるのです。是非、あなたも日曜日の教会の礼拝に参加してみませんか。
聖書の言葉「主はわたしたちの神、わたしたちは主の民、主に養われる群れ、御手の内にある羊。今日こそ、主の声に聞き従わなければならない。」詩編95編7節