おはようございます。ラジオ牧師の山下正雄です。
きょうは待降節最後の日曜日です。日本のキリスト教会では、待降節最後の日曜日のきょう、クリスマス礼拝を行う教会がほとんどです。ぜひ、お近くの教会に行ってみてください。
さて、およそ2000年前に起こったクリスマスの出来事は、何よりも聖書の神がわたしたちと一緒にいてくださることを、具体的な形で示す出来事でした。聖書の神はずっと昔から人と共にいらっしゃることを望んでおられました。たとえ人が神から離れた生活を送っていても、それでも神の側から近づいてきてくださいました。いえ、神が共にいてくださらないなら、本当の幸せに人はあずかることができないからです。
イエス・キリストをその目で目撃した人の一人は、その驚きをこう証言しています。「わたしたちは皆、この方の満ちあふれる豊かさの中から、恵みの上に、更に恵みを受けた。」(ヨハネ1:16)キリストが一緒にいてくださるとき、恵みを豊かに頂いて、神が確かに一緒にいてくださることを実感できるからです。
今日の聖書の言葉「『見よ、おとめが身ごもって男の子を産む。その名はインマヌエルと呼ばれる。』この名は、『神は我々と共におられる』という意味である。」マタイによる福音書1章23節