いかがお過ごしですか。三川栄二です。
3年前に妻が心肺停止、脳死状態になり、そこから奇跡的に蘇生するという経験をしました。しかし手足のコントロールがきかず、手足が勝手に動いてしまう状態が続きました。それでも寝たきりだった状態から起き上がって、歩行器を使って廊下を歩く訓練を始め、次にはてすりを伝って歩くようになり、やがては杖をついて歩くことができるほどになりました。そしてさらに家に帰れるようにと、階段の上り下りの訓練も始めました。
平坦な廊下と違い、階段の段差がある中を足を上げ下げするのは大変なことでしたが、最初は看護師に付き添ってもらい、次には手すりにつかまって自分だけで上り下りできるまでに回復しました。3か月前までは脳死状態だった妻が、ここまで回復できたことを心から感謝しました。
3年経った今でも手足の不自由は残ったままで、実はそれが少しずつひどくなってきています。しかしわたしたちがどのような状態に置かれたとしても、その中で神は必要な助けと支えをくださる方であることをわたしたちは教えられていきました。
「恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。たじろぐな、わたしはあなたの神。勢いを与えてあなたを助け、わたしの救いの右の手であなたを支える。」(イザヤ41:10)
神はあなたにも同じように約束してくださいます。「恐れることはない、わたしはあなたと共にいる」と。