いかがお過ごしですか。三川栄二です。
クリスマスが近づき、街中はきれいなイルミネーションで飾られています。街を行き交う人たちもどことなく嬉しそうにクリスマスの季節を喜び、楽しみにしているように見えます。あなたはいかがでしょうか。
もしかしたら、この季節がつらいという方もおられるかもしれません。周りがうきうきしている様子を見るにつけても、クリスマスを一緒に楽しむ人がいない。逆に孤独で寂しさを覚える、という方もおられるかもしれません。この時期に大切な方を亡くされて、その思い出を思い出し、悲しみがこみあげてくる方もおられるかもしれません。たとえ家族と共に暮らしていても、折り合いが良くなく、周りが楽しげであればあるほど、つらい季節と感じておられる方もおられるかもしれません。
しかしそうした方々にぜひ覚えていただきたいのです。クリスマスというのは、まさにそのように孤独を感じ、寂しさをかみしめているあなたと、神が共にいてくださるための出来事だということです。
クリスマスにお生まれくださったのは、インマヌエル、神はわたしたちと共にいてくださるという名前を与えられた方でした。それは孤独でひとりぼっちのあなたとも、共にいてくださるために、神の御子がお生まれくださった日なのです。
今年のクリスマスが、寂しさを覚え孤独に生きている方にとっても、共にいてくださる方との豊かな時となりますように、お祈りいたします。