おはようございます。いかがお過ごしでしょうか。私は千葉県松戸市の松戸小金原教会で牧師をしております、三川共基と申します。
わたしたちの国は、豊かな自然に恵まれており、様々な表情を持った山があります。私は大学時代、日本の山々を登り、広大な自然と親しんできました。標高の高い山に行きますと、山頂に広がる景色は、言葉では言い尽くせないほどにきれいなものです。
聖書には、そんな山々を眺めながら、神様を仰ぎ見る詩が残されています。
「目を上げて、わたしは山々を仰ぐ。わたしの助けはどこから来るのか。わたしの助けは来る、天地を造られた主のもとから。どうか、主があなたを助けて、足がよろめかないようにし、まどろむことなく見守ってくださるように。」(詩編121:1-3)
広大な自然を見渡しますと、この豊かな自然が、一体どこからやってきたのだろうかと不思議に思うことがあります。この詩人はその答えを知っているようです。山々を仰ぎながら、広大な天地を造られたのは聖書の神様であると詩人は言っています。 さらに詩人は、その壮大な世界の中で、この天地を造られた神様は、自分のことを助け、守ってくださるお方であると言っています。
時に、この広大な自然や世界の中で、わたしたちは自分がちっぽけな存在であるように思えることがあります。しかしこの詩人が確信をもって言うように、神様は今日を生きるわたしたちのことをも守ってくださるお方なのです。今日の一日もこの神様の守りの中で歩んでまいりましょう。